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ほうれん草とチキンの南インド風カレー

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以前、こごみを南インド風のサグチキンカレーでご提供したことがありましたが、残念ながらこごみの量に限界があり、1鍋しか作れませんでした。and SPICEでは初の南インド風サグチキンで、とても美味しかったので、これはどうにかして皆様にまたお届けしないとと思っており、今回ようやくほうれん草で着手することができました。
 
とはいえ今回はこごみの時とは異なるレシピでして、細かく色々と違うのですが、主な変更点が、こごみの場合は
◆ココナツミルク使用 ◆バターたっぷり使用 
でしたが、今回のほうれん草バージョンは、
◆ココナツミルク不使用 ◆バター不使用 
となっております。ココナツミルクを入れると確実に美味しくなりますが、ココナツミルクが苦手な方もいることや、ほうれん草の旨味や甘みをしっかり感じられるようにあえて入れなかったというのもあります。
夏仕様なので、バターも不使用。ほうれん草効果で口当たりも濃厚になりますしね。
そこにタマリンドという果実の梅干しに似た酸味と青唐辛子由来の爽やかな辛さが加わり、トロっとした濃度のわりに、意外とさっぱりと食べ進めることができます。
やはり食欲が落ちがちな暑い日には、辛さや酸味のあるものはいいですね。食欲が湧いてきて、いつの間にかスプーンを持つ手が止まらなくなっています。

今回使用したスパイスは、ホールが、マスタード、フェンネル、クミン、唐辛子、カレーリーフで、パウダーがコリアンダー、クミン、ターメリック、ブラックペッパー、チリパウダー、フェヌグリーク、ガラムマサラとなっています。
仕上げにテンパリングも行い、マスタードシード、クミンシード、唐辛子、カレーリーフを油で加熱したものを加えています。仕上げにこうしてテンパリングという技法で油にスパイスの香りを移したものをカレーソースに加えるのは、南インドの特徴的な調理方法です。
and SPICEでは飲食店のように出来立てを提供できないので、テンパリングのオイルを入れた直後の香りの立ち上がりは薄れてしまいますが、それでも少しでも風味を良くしたいのでちゃんと取り入れています。

またこごみの時もそうでしたが、ほうれん草の半分をペーストに、半分は粗刻みにして加えて、少しでも食感の違いを楽しんでいただけるようにしていますし、酸味が加わることで加熱すると色褪せしてしまうほうれん草の色が残りやすくなります。ぜひその『青さ』も含め、定番のほうれん草カレーとの違いを楽しんでください。

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