たっぷり新生姜のキーマカレー

今回の季節の食材を使用した限定カレーは、『新生姜』でいきます！
生姜と言えば身体を温めるイメージから、冬に愛用されるイメージが強いかと思いますが、意外と冬以外にも薬味として鰹や鰺のお刺身、馬刺し、冷ややっこ等にも使われていますよね！
スパイスカレーでも大抵のカレーに生姜は入ります。
そんな生姜ですが、新生姜だと通常の生姜よりも柔らかくてみずみずしく、風味はマイルドな辛みと爽やかな香りが特徴です。
そんな新生姜だからこそたっぷりと入れちゃいました。
1食あたりにすると20ｇ以上の新生姜が使用されています！
完全すりおろしにはせず、少し形を残した状態で使用しており、所々で新生姜を噛んで風味を感じることができるようにしています。

今回使用するスパイスは、ホールがクローブ、フェンネルシード、唐辛子、花椒、そしてand SPICEでは初登場のスターアニス、パウダーがターメリック、クミン、コリアンダー、チリパウダー、ガラムマサラとなっています。

スターアニス（八角）とは
トウシキミという植物の未熟な果実を乾燥させたもの。香りの主成分は「アネトール」であり、アニスシードやフェンネルシードから感じる甘い香りの主成分と共通です。漢方では胃弱、風邪薬に。また歯磨きや石鹸の香料としても使用されるそうです。
五香紛に入っていたり、杏仁豆腐のシロップの香りづけにも使用されます。


以前販売していた北インド風のキーマカレーはスパイスもたっぷり使用して濃厚なカレーでしたが、今回は新生姜をメインに、花椒やスターアニスの香りと合いびき肉の旨味を堪能していただきたく、スパイスの使用量やレシピがその辺を考慮したものとなっています。


新生姜にはジンゲロールやショウガオールといった辛み成分が多く含まれ、体を温めたり、消化促進、免疫力向上などに効果があるとされます。
暑い夏は冷たいものを取りがちで、エアコンで身体が冷えることもしばしば。
そんな冷えた身体を温めるにはスパイスの力と生姜の力がうってつけです。
寒暖差は、自律神経の乱れを招き、体調不良を招きますしね。そうして夏風邪を引くとこじらせて長引くことも良くある話です。
体調不良は何にも得しませんよね。健康第一。そのためにはまず食べ物から！
暑い夏を元気に過ごすために、お役立て下さい^^